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確定申告の準備はいつからしたらいい?

公開日:2024/01/25  

確定申告の準備は年内からやっておくべき

確定申告は、毎年1月1日から12月31日までの1年間の収入から、経費などを差し引いた所得を税務署に申告して納税する手続きのことです。受付期間は翌年2月16日から3月15日までの1か月間です。

「まだ時間がある」などと思っていると、あっという間に申告時期を迎えて焦ってしまうかもしれません。

終了間際になると大勢の人が税務署に詰めかけて混乱したり、e-taxが混雑してエラーが発生したりするといったことに巻き込まれるかもしれません。出来るだけ早いうちに申告を終えたほうが無難でしょう。

年内にやっておくべき3つのこと

確定申告は副業で20万円以上の収入を得た場合、必ずしなければなりません。自分が確定申告の対象者であるとわかっている場合、先にしておくべきことがあります。年内にやっておくことは以下の3つです。

・請求書や領収書を整理して会計ソフトに入力する
・各種証明書を整理・確認する
・e-taxの手続きを済ませておく

1つ目は請求書や領収書を整理し、会計ソフトへの入力を済ませておくことです。個人事業主や副業で収入を得ている方でしばしば見かけるのが、確定申告時期に請求書の整理や入力を行うことです。

請求書や領収書を毎月整理している方であればともかく、一気にまとめてやる場合はそれらの捜索からスタートしなければなりません。書類を見つけたとしても、それらを整理して会計ソフトに入力するのも大変です。

とくに青色申告特別控除を考えている方であれば、複式簿記で入力しなければならないため、最初は戸惑うかもしれません。そういったことを踏まえ、なるべく早く請求書や領収書の整理・入力を進めておきましょう。

2つ目は各種控除に必要な書類の整理・確認です。控除に関する書類を紛失していると、本来なら控除されるべき金額を控除できず、多めに税金を納めなければならなくなります。

主な書類は社会保険控除の証明書、生命保険料控除の証明書、地震保険料控除の証明書、寄附金控除の証明書、住宅ローン控除の証明書などです。もし、証明書の紛失に気づいたら早めに再発行してもらう手続きを進めましょう。

3つ目はe-taxの手続きを進めることです。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、多くの方がe-taxによる電子申告を行うようになりました。e-taxはID・パスワードの設定やマイナンバー発行といった準備が必要です。ぎりぎりになってから申請すると時間の余裕がなくなりますので、こちらも早めに動くようにしましょう。

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